
メタマスクの初期設定は無事にできたけど、次に何をしたらいいか分からない...
メタマスクの使い方が分からない...

まずはメタマスクの初期設定ご苦労様でした!
こちらの記事ではメタマスクの実際の使い方の手順を説明していきますので、ぜひ参考にしてチャレンジしてみてください!
メタマスクに入金する(Deposit or Receive)
入金の手順
手順1
アドレスを部分をクリックして「クリップボード」にコピー

コピーが完了したら出金先や送金先にアドレスを貼り付けて手続きを完了させてください。
手順2
入金が確認されるとメタマスクに反映されます。

イーサスキャン(Etherscan)で入金の確認する手順
イーサスキャン(Etherscan)で入金の詳細な情報を確認できます。
手順1
右上の3つの黒点をクリック

手順2
プルダウンの中の「エクスプローラーで表示」をクリック

イーサスキャン(Etherscan)のページに飛びます。
イーサスキャン(Etherscan)でトランザクション(TX)や自分のアドレスを「Search」に入力して検索すると詳細な情報を見ることで可能です。
メタマスクから送金する(Send)
送金の手順
手順1
「送金」をクリック

手順2
「移動先」にアドレスを入力

手順3
1. 送金したいトークンを選択
2. 送金したい数量を入力
3. 「続行」をクリック

手順4
最終確認をして問題がなければ「確認」をクリック
注意ポイント
- 移動先のアドレスが間違っていないか確認する
- ネットワーク手数料が高くなっていないか確認する
(混雑時は異常なほど高騰するので注意)

送金状況の確認
手順
「アクティビティ」を選択すると行動履歴が表示されます。

「保留中」→「確認されました」の表示になれば送金処理が完了しています!
状況を詳細に調べる
手順1
アクティビティの調べたい履歴をクリック

手順2
「ブロックエクスプローラーで表示」をクリック

これでScanツールにアクセスして詳細を調べられます。
※この場合はArbitrumチェーンを使っていますのでArbiscanに飛ばされます。
メタマスクに新しいトークンを追加する
トークン追加手順
手順1
右上の3つの黒点をクリック

手順2
「+トークンをインポート」をクリック

手順3
1.「カスタムトークン」を選択
2. 「トークンコントラクトアドレス」を入力
※「トークンコントラクトアドレス」を入力すると自動的に「トークンシンボル」と「トークンの小数行数」が入力されます。
3. 「次へ」をクリック

コントラクトアドレスを追加する時に便利なツール
仮想通貨市場の全体像を把握できるツールです。略してCMCと言われたりもします。
世界中で取引されている仮想通貨に関する情報が掲載されており、時価総額や取引量、価格推移グラフ、コントラクトアドレスなどを確認することができます。
手順4
追加するトークンを確認したら「インポート」をクリック

これでトークンの一覧に追加されました!

メタマスクに新しいネットワークを追加する
チェーンリスト(ChainList)から追加する手順
チェーンリスト(ChainList)というEVM互換性を持つブロックチェーンの一覧がまとめられたサイトからネットワークを追加します。
ウォレットと接続することで、ブロックチェーンの情報をウォレットに追加することができます。
手順1
「Connect Wallet」をクリックしてメタマスクを接続

接続が成功すると、接続されているアドレスが表示されます。

手順2
- 追加したいネットワークを検索欄に入力
- 追加したいネットワークの場所にある「Add to Metamask」をクリック

手順3
追加するネットワークの確認をしたら「承認」をクリック

これで新しいネットワークが追加されました。
メタマスクから追加する手順
メタマスクから直接、追加する方法もあります。
手順1
左上のネットワークのアイコンをクリック

手順2
「+カスタムネットワークを追加」をクリック

ネットワークを変更する
ネットワーク変更手順
手順1
左上のネットワークのアイコンをクリック

手順2
切り替えたいネットワークをクリック

これでネットワークが切り替わりました。
※ネットワークを切り替えてもアドレスは変わらず同じです。

メタマスクにハードウェアウォレットを追加する
ハードウェアウォレット追加手順
手順1
アカウント名の部分をクリック

手順2
「アカウントまたはハードウェアウォレットを追加」をクリック

手順3
「ハードウェアウォレットを追加」をクリック

手順4
・対象のハードウェアウォレットを選択(今回はTREZORで説明します。)
・「続行」をクリック

手順5
ハードウェアウォレットをパソコンに接続します。
1. 対象のハードウェアウォレットを選択
2. 「接続」をクリック

手順6
TREZORの認証ページが立ち上がります。
「Allow once for this session」をクリック

手順7
「Export」をクリック

手順8
1. TREZOR本体に表示された1〜9と同じブロックを数字順にクリックしてPINを入力
2. 9桁のPINを入力したら「Confirm」をクリック


手順9
「Standard wallet」をクリック

手順10
TREZOR本体の右側「Confirm」ボタンを押す

手順11
1.「BIP44 Standard(e.g. MetaMask, Trezor)」を選択
2. 読み込むウォレットアドレスを選択(今回は1番上の1つだけ読み込みます。)
3. 「ロック解除」をクリック

これでメタマスクにTREZORのウォレットアドレスが追加されました!

ガス代を調整する
ガス代の調整手順
手順1
送金内容を確認するページで「ネットワーク手数料」の横にある鉛筆マークをクリック

手順2
ガス代を編集できるページに切り替わります。
「低」「市場」「積極的」のいずれかをクリックすると設定すると簡単に設定変更できます。
より詳細に設定したい場合は「高度な設定」をクリックして自分で調整します。
項目 | 説明 |
---|---|
🐢低 | 遅くてもいい。とにかくガス代を安く済ませたい方 |
🦊市場 | 今の市場のガス代でそのまま進めたい方 |
🦍積極的 | 急いでいる。少しガス代が高くなっても問題ない方 |
⚙️高度な設定 | 上場戦のトークンClaim、プライベートセールの早押し、NFTのMint早押しなどの時に勝つために高く設定 |

手順3
「最大基本料金」「優先手数料」「ガスリミット」を調整して「保存」をクリック
「これらの値をデフォルトとして保存する」にチェックを入れる固定されます。

項目 | 説明 | ポイント |
---|---|---|
最大基本料金 | 最低限の手数料の上限です。最大値を自分で設定できます。基本料金は使った分だけ支払われ、余った分は返ってきます。 | 「これ以上は払わない」という上限を決めるイメージ。混雑時に高くなることがあるので、少し余裕を持たせると安心です。 |
優先手数料 | 取引を早く処理してほしいときに、ネットワークの管理者(バリデーターやマイナー)に払う「チップ」のようなものです。高い優先手数料を設定すると、取引が優先されて早く完了します。 | 急いでいるときは高く、急がないときは低く設定。ゼロでも取引は進むけど、遅くなる可能性が上がります。 |
ガスリミット | ガスの最大量です。ガスは計算処理の「燃料」で、取引の複雑さによって必要な量が変わります。ガスリミットを超えると取引が失敗するので、適切な量を設定することが大事です。 | 簡単な送金なら21,000ガスでOK。スマートコントラクトを使うときはもっと必要なので、メタマスクの推奨値を参考に。 |
注意ポイント
トランザクションは必ず通るものではありません。失敗した場合でもガス代は取られます。
ガス代を確認できる便利ツール
CoinTool - Gas Price(Chrome拡張機能)
各チェーンのガス代が一目でわかる便利機能。
まとめ
取引所内にあるウォレットと違ってメタマスクは細かなところまで設定ができます。
取引所では取り扱いがないトークンの取引や保管をしたり、取引手数料を自分好みに設定できたりと自由度が高くなります。
中央集権者に支配されず、自由な取引ができるが仮想通貨の醍醐味なので、ぜひメタマスクの使い方を覚えてみてくださいね!