仮想通貨

仮想通貨で利益を生み出す具体的手法を難易度別に紹介

2025年4月1日

CEX

はじめに:仮想通貨で稼ぐってどういうこと?

「仮想通貨で稼ぐ」と言っても、具体的に何をすればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか? 仮想通貨で利益を得る方法は多岐にわたり、初心者から上級者まで自分に合った手法を選ぶことが重要です。以下では、難易度別に手法を分類し、リスク、リターン、具体的な稼ぎ方、勝率を上げるコツ、リスク要因を解説します。まずはリスクが低く少額で始められる方法から挑戦することをおすすめします。

この記事では、以下の悩みを解決します:

心配くん
心配くん
  • 実際に仮想通貨でどうやって稼ぐの?
  • 購入したら、価格が上がるのを待つだけでいいの?
  • みんなどうやって利益を出しているか知りたい!

1. BTCやアルトコインのトレード(現物、先物、FX)

難易度 トレードスタイルで変動
リスク★★★★☆
リターン★★★★☆

稼ぎ方

国内外の中央集権取引所(CEX)、分散型取引所(DEX)、FX業者などを利用して、BTCやアルトコインの現物、先物、FXトレードを行い、価格変動を利用して利益を狙います。

トレードスタイルは以下の6つに分類されます。

項目説明
コピートレード
難易度★☆☆☆☆
他のトレーダーの取引を自動的にコピーして行う取引手法です。経験豊富なトレーダーを真似することで、初心者でも利益を上げ利益を上げることができます。
例えば、Bybitのコピートレード機能を使えば、成績上位のトレーダーの取引を簡単にフォローできます。
ポジショントレード
難易度★★☆☆☆
数週間から数ヶ月、場合によっては数年にわたってポジションを保有し、大きな価格変動や長期的なトレンドを狙います。
長期的な市場分析が必要ですが、短期の値動きに振り回されにくいのが特徴です。
スイングトレード
難易度★★★☆☆
数日から数週間の価格変動を狙う中期的アプローチです。トレンドの転換点を見極めるスキルが必要となります。
例えば、サポートラインやレジスタンスラインを活用してエントリーとエグジットを判断します。
デイトレード
難易度★★★★☆
短期的な価格変動を利用し、1日以内に売買を繰り返す手法です。テクニカル分析や市場ニュースを活用します。1日の値動きを予測するため、市場の動向を常に監視する必要があります。
スキャルピング
難易度★★★★★
数秒から数分単位の小さな値動きで利益を積み上げる超短期取引です。高速な判断とツールを使いこなす技術力が求められます。例えば、1分足チャートを使い、0.1%の値動きで利益を確定します。
BOTトレード
難易度★★★★★
あらかじめ設定したルールに基づいて仮想通貨を自動売買する取引手法です。自分でBOTを実装するためにはプログラミングスキルが必要となります。PythonやTradingViewのスクリプトを使って自動売買システムを構築するトレーダーもいます。

勝率を上げるコツ

1. 長い時間軸でトレードする

短期トレードは高いスキルと経験が必要です。デイトレードやスキャルピングは、数分~数時間単位の価格変動を捉えるため、テクニカル分析の深い理解、迅速な判断力、市場のノイズを見極める能力が求められます。初心者はこれらのスキルをまだ持っていないことが多く、感情的な判断やタイミングのミスで損失を出しやすいです。
長い時間軸(週足や月足)はノイズが減り、トレンドを捉えやすく、コストや感情の影響も抑えられるため、初心者や安定思考のトレーダーにとって勝率が上がりやすい傾向があります。例えば、週足で上昇トレンドを確認してからエントリーすることで、短期的な下落に惑わされずに済みます。

2. 市場トレンドを把握する

下落相場で利益を上げるのは非常に難易度が高いため、上昇トレンドにおいて順張りでエントリーすることが、勝率を高めるための基本的な戦略となります。

個人投資家のレジェンドとして知られるCISさんも、相場に順張りするを意識するようになってから勝てるようになったと語っています。

仮想通貨市場は、上昇・下降・横ばいといったトレンドが比較的明確に現れやすいため、トレンドフォロー戦略が有効に機能しやすい市場です。週足や月足といった長期チャートを活用し、大きな流れを把握することが重要です。特に、上昇トレンドへの転換点でエントリーすることが理想的です。

また、BTC(ビットコイン)は市場全体の指標的な存在であり、アルトコインの価格はBTCの動きに大きく影響されやすい傾向があります。そのため、BTCが明確な下落トレンドにある場合は、アルトコインの買いポジションを控えるのが賢明でしょう。

下記の3つのインジケーターを補助ツールとして活用することで、テクニカル分析の精度を高めることができます。

項目説明
移動平均線(MA)トレンドの方向性や反転ポイントを把握するうえで欠かせない指標です。単純移動平均線(SMA)や指数平滑移動平均線(EMA)を使い、短期・中期・長期のラインを組み合わせることで、ゴールデンクロスやデッドクロスといった売買シグナルを確認できます。仮想通貨市場のようにボラティリティが高い環境でも、トレンドの流れを視覚的に把握するのに非常に有効です。 
相対力指数(RSI)オシレーター系のインジケーターで、過買い・過売りの状態を判断するのに適しています。仮想通貨市場では急騰・急落が頻繁に発生するため、「買われすぎ(70以上)」「売られすぎ(30以下)」といった水準を参考に、エントリーや利確のタイミングを計ることが可能です。
ボリンジャーバンド(BOLL)価格の変動幅とトレンドの強さを視覚的に示すインジケーターで、ブレイクアウトや反転のタイミングを見極めるのに役立ちます。特に、バンドの「スクイーズ(収束)」や「拡大」に注目することで、相場の転換点や勢いを判断しやすくなります。

なぜこの3つが有効なのか?

移動平均線(MA)でトレンドの方向性を把握し、相対力指数(RSI)でエントリーやイグジットのタイミングを絞り込み、ボリンジャーバンド(BOLL)で価格変動の勢いとブレイクポイントを補完的に分析できます。

これら3つのインジケーターはそれぞれ異なる側面から相場を分析しつつ、互いに補完し合うため、仮想通貨のように変動の大きい市場でも、シンプルかつ実践的な分析が可能です。さらに、多くのトレーダーがこれらを基準にしていることから、市場心理が反映されやすく、シグナルの信頼性も高いというメリットがあります。

3. リスク管理を徹底し、感情をコントロールする

仮想通貨は値動きが激しく、短期間で大きな損失を出す可能性があります。特にアルトコインは値動きが激しいとされています。価格の乱高下は精神的なストレスや誤った判断(過度な楽観・悲観)を引き起こす心理的なリスクにもつながります。例えば、2021年のBTC急騰時に高値掴みした投資家は、その後の下落で大きな損失を被ったとされています。
FOMO(取り残される恐怖)やパニック売りに陥らないよう、事前にトレードプランを立て、エントリー・エグジットの条件を明確に決めておくことが有効です。また、ポジションサイズを資金の1~2%以内に抑えることで、1回のトレードでの損失を限定できます。例えば、総資金100万円の場合、1トレードのリスクを1万円~2万円に設定します。 睡眠に障害が出る場合は、ポジションが大きすぎるとされています。
ストップロス(損切り)を必ず設定することも、感情的な判断を排除し、損失を限定する重要なリスク管理手法です。ストップロスは、エントリー価格から5~10%下に設定するのが一般的です。

4. 流動性の高い銘柄を選ぶ

マイナーなアルトコインは流動性が低く、売りたいときに買い手がいない状況になり、急落時に損切りできないリスクがあります。また、仮想通貨市場は株式市場に比べ規制が緩く、特に低時価総額のアルトコインでは大口投資家による価格操作(パンプ・アンド・ダンプ)が起こりやすいという市場操作リスクも指摘されています。
これらのリスクに対応するため、流動性の高い銘柄を選ぶことが推奨されています。BTCやETHなどの主要通貨は流動性が高く、スプレッド(売買価格差)が狭いためトレードコストが抑えられ、流動性の低いマイナーなアルトコインに比べて価格操作や急落リスクが低いとされています。例えば、BinanceやCoinbaseで取引量上位の銘柄を選ぶと安心です。

5. ニュースとファンダメンタルズをチェック

世界各国の政府による規制強化(例:取引所の閉鎖や特定通貨の禁止)は、仮想通貨の価格急落を引き起こす可能性があります。実際、過去には中国が仮想通貨取引を禁止したことで、市場全体が大きく下落した事例がありました。今後、たとえばアメリカが「仮想通貨は危険である」として規制強化を発表した場合、市場が再び急落する可能性も否定できません。

仮想通貨市場は、マクロ経済や規制に関するニュースに非常に敏感に反応します。たとえば、米国の利上げや日本の金融庁による規制強化といった動きは、市場全体に大きな影響を及ぼします。実際に、米連邦準備制度(FRB)が利上げを発表した際には、ビットコイン(BTC)の価格が下落する傾向が見られます。

一方で、アルトコインに関しては、個別プロジェクトの進捗が価格に影響を与える主な要因となります。たとえば、イーサリアム(ETH)のアップグレードや、リップル(XRP)に関する訴訟の進展などが挙げられます。価格変動を予測するには、こうしたプロジェクトの公式発表や信頼性の高い情報源を定期的に確認することが重要です。

最新情報を得るためには、CoinDeskやCointelegraphといった仮想通貨専門のニュースサイトをチェックするのがおすすめです。

6. 取引所の手数料を抑える  

日本の販売所形式はスプレッドが広く、コストがかさむため絶対に利用しないでください。仮想通貨を購入しただけで負けた状態からのスタートになってしまいます。取引所形式でトレードしましょう。例えば、Bybitの取引所形式では、手数料が0.1%程度と低く抑えられます。

7. ハイレバレッジで取引しない

ハイレバレッジで取引すると、少しの値動きでロスカットラインに到達し、ポジションを失うリスクがあります。特に日本では海外の主流であるゼロカットシステムではなく、追証システムがあるため、清算ラインを超えた分も請求されるリスクがあります。ハイレバレッジはもはや投資ではなく投機(ギャンブル)であるとも言われています。
このようなリスクを避けるため、ハイレバレッジで取引しないことが強く推奨されています。まずは現物で取引し、その後、先物で等倍のポジションでリスクヘッジ(両建て)などを行い、ロットの感覚が掴めてきたら2〜3倍程度までのレバレッジに留めたトレードにしましょう。例えば、10万円の資金で取引する場合、20~30万円分のポジションまでにとどめます。

8. セキュリティ対策と資金の分散を徹底する

仮想通貨では取引所のハッキングや個人ウォレットの秘密鍵漏洩で資産を失うリスクが常に付きまといます。
対策として、取引所にはトレードで使う分だけの資金を入金し、取引所の怪しい噂を嗅ぎつけた時は躊躇なく最速で資金を撤退させます。個人のウォレットはハードウェアウォレットを使用してセキュリティを高め、資金保管用とDEXのトレード用ウォレットは分けて管理します。TrezorやOneKeyなどのハードウェアウォレットを使い、秘密鍵をオフラインで保管すると安全性が向上します。

2. BTC積立

難易度★☆☆☆☆
リスク★★☆☆☆
リターン★★☆☆☆

稼ぎ方

人が少ない閑散期に安く買い集め、天井サインが点灯した時に全て売却するシンプルな方法です。BTCのサイクルを理解して積立を開始する時期を間違わなければ、長期目線で利益を出しやすいです。

積立の流れ:閑散期に積立開始 → 天井サイン点灯で売却 → 閑散期に積立再開 → 繰り返し

BTCは発行数に制限があり、流通量の上限は2100万ビットコインに設定されているため「デジタルゴールド」とも呼ばれています。さらに約4年に一度、半減期(BTCマイニング報酬が半分になる)というイベントがあり、BTCの希少性が高まっていく仕組みになっています。そのため、積立と相性が良いとされています。

※アルトコインの積立はリスクが高いため、おすすめしません。

勝率を上げるコツ

1. 閑散期に仕込んで天井サイン点灯時に売却

閑散期は仮想通貨に関する話題が減り、市場が静かになる時期です。Xでの仮想通貨関連の投稿が減少し、ニュースでもほとんど取り上げられなくなる時期に仕込むのが理想です。
天井サインは以下のような現象で判断できます。

  • 日本で取引所のCMが始まる
  • アプリストアで仮想通貨系のアプリが上位を占める
  • 芸能人、AV女優、仮想通貨に無縁なインフルエンサーがSNSで仮想通貨の投稿を始める
  • XやYahoo!トレンドに仮想通貨関連ワードが頻出する
  • 世界的な経済誌「Forbes」の表紙が仮想通貨界隈の有名人になる
  • 投資に無関心な家族や知人、職場の人が急に仮想通貨の話を始める
  • BTCのチャートで月足が2つ山を形成する

これらのサインが見られたら、市場が過熱している可能性が高いので、売却を検討しましょう。

2. ドルコスト平均法(DCA)で買う

ドルコスト平均法(DCA)を活用し、毎月固定額をBTCに投資します。価格変動の影響を抑え、長期的な上昇を狙います。例えば、毎月1万円をBTCに投資することで、高値掴みのリスクを軽減できます。

3. ガス代が高騰するほどの大暴落が起きた時に買い足す

ETHのガス代が高騰する暴落はパニック売りであることが多く、価格が大きく下落することがあります。このようなタイミングは「バーゲンセール」とも呼ばれ、追加購入のチャンスです。

4. ステーキングや流動性提供を活用して利回りを得る

BTCをステーキングや流動性提供に活用することで、追加の利回りを得られます。ただし、プロジェクトによってはロック解除ができず、絶好の売却タイミングを逃すリスクとハッキングによりBTCを失うリスクがあります。

利用する前にロック期間、DeFiプラットフォームのセキュリティ監査、資金の撤退方法を事前に確認しておきましょう。

5. 積立用のウォレットを準備&ハードウェアウォレットを使用

取引所のハッキングやウォレットの管理ミスで資産を失う可能性があります。ステーキングや流動性提供をする場合はハッキングリスクが高まります。専用ウォレットを用意し、TREZORやOneKeyなどのハードウェアウォレットで管理することで安全性を高めましょう。

6. 手数料が安いところをで買い付けする

手数料が高い販売所形式は避け、取引所形式で購入します。

3. ガチホ(HODL)

難易度★☆☆☆☆
リスク★★★★★
リターン★★★★★

稼ぎ方

仮想通貨を購入して放置するだけの簡単な方法です。

過去のデータでは、投資成績が最も良かった人の1位は「すでに亡くなっていた人」、2位は「投資していたことを忘れていた人」と言われています。これは、成長が期待できる銘柄を長期保有することが、短期的な売買よりも大きなリターンにつながりやすいことを示しています。焦って売買を繰り返すよりも、じっくり構えるスタイルが結果的に利益をもたらすケースが多いという考え方です。

ただしアルトコインに関しては注意が必要です。

アルトコインは、2025年1月時点で26,000種類以上存在するとされており、そのうち50〜60%はすでに「デッドコイン(実質的に価値を失ったプロジェクト)」と見なされています。さらに、上場後も価格を維持しているコインはごくわずかです。CryptoPotato(2024年5月)の報告によると、Binanceで2024年に上場したコインのうち、80%以上が上場時の価格を下回っています。

こうした中で、本当に価値を持つアルトコインを見極めるのは非常に難しいです。
それでも、新興のアルトコインには100倍以上といった超高リターンの可能性があることも事実です。
BTCは今後も少しずつ値上がりは期待できそうですが、初期の頃と比べると時価総額がとても大きくなっていますので、現在の価格から10倍〜100倍を狙うのは現実的な話ではありません。

堅実に運用したいのであれば、ビットコインを中心に考えるのが無難です。一方で、大きなリターンを狙いたいなら、アルトコインを「宝くじ枠」として、リスクを限定しつつ少額だけ保有するスタイルが現実的でしょう。

勝率を上げるコツ

1. ファンダメンタルズを重視

プロジェクトの技術力、開発チーム、採用事例、コミュニティの強さなど、長期的な成長を支える要素を調査します。また、国の規制の影響を受ける銘柄かどうかも確認しましょう。

2. 銘柄を分散する

アルトコインは価格変動が激しく予測が難しいため、複数のコインに分散投資することで、リスクを抑えつつ成功の可能性を高められます。異なるユースケースや性質のコインを組み合わせることで、特定分野の成長にも対応でき、ポートフォリオの安定性も向上します。

3. 保有していることを忘れる

価格が急落してもパニック売りせず、逆に高騰しても欲張らずに計画を貫きます。長期目線を保つことが重要です。

デッドコインとは?

デッドコインとは?

  • 取引量がゼロ
  • 開発が停止
  • プロジェクトが破棄

4. トークンセール

難易度★★☆☆☆
リスク★★★★☆
リターン★★★★★

稼ぎ方

上場する前の段階でトークンセールに参加し、安く購入したトークンを上場時に値上がりで売る手法です。個人で参加できそうなラウンドは以下の通りです。

項目説明
ICO(Initial Coin Offering)新規仮想通貨プロジェクトが資金調達のためにトークンを直接投資家に販売する仕組みです。誰でも参加しやすい代わりに、詐欺も多く存在するため、自分でしっかり精査する必要があります。上場されないまま終わることもあります。2017年のICOブームでは、多くのプロジェクトが資金を集めた後に消滅しました。
IEO(Initial Exchange Offering)仮想通貨取引所(例:Binance、Bybit)が仲介し、プロジェクトのトークンを販売する資金調達方法です。取引所がプロジェクトを審査するため、ICOより信頼性が高いとされます。参加には取引所のアカウントやKYC(本人確認)が必要です。
IDO(Initial DEX Offering)分散型取引所(DEX、例:Uniswap、PancakeSwap)上で行われるトークン販売です。プロジェクトが流動性プールを提供し、投資家が直接トークンを購入します。CEXほど監査が厳しくない印象で、プロジェクトの質はバラバラです。ボラティリティや詐欺リスクがCEXより高いです。

その他、Seed/Pre-Seed、Private Sale、Series A~Dなど、より早い段階で安く買えるラウンドがありますが、これらは大口投資家向けで個人が直接参加するのは難しいです。

前回のバブルまでは適当に購入しても上場すれば99%勝てる状況でしたが、今は厳しい状況です。しっかりとプロジェクトを選定しないと、セール価格を下回って損失を出す可能性があります。しかも、ロック期間が長く、機会損失が大きいためリスクが高いです。やるなら余剰資金で。TGE(Token Generation Event)時に配布されるトークンで原資回収できれば良い方です。最近はMC(時価総額)ではなくFDV(完全希薄化後時価総額)が重視される傾向があります。

勝率を上げるコツ

1. プロジェクトの質を見極める

特にICOの場合は詐欺の可能性が高いので注意が必要です。プロジェクトの判断ができないうちはICOに参加しない方が良いです。ICOはIEOやIDOと違い、上場が保証されていません。

ホワイトペーパーを読み込み、プロジェクトの目的や技術的詳細を確認します。チームメンバーの実績や、VC(ベンチャーキャピタル)、支援者がバックについているかを調査します。例えば、a16zやParadigmといった著名なVCが支援しているプロジェクトは信頼性が高い傾向があります。

2. トークントケノミクス(設計)を確認する

トークントケノミクス(トークンの経済設計)は、仮想通貨の価値や将来性を左右する重要な要素です。発行量や配分、ロック期間などの仕組み次第で価格の安定性や需要に大きく影響するため、セール参加前に必ず確認すべきポイントです。

下記の点は特にチェックしてください。

項目説明
トークンの総供給量(Total Supply)と初期流通量将来的な希少性や価格上昇の余地に関わります。
初期流通量は総供給量の10〜20%が理想です。低すぎると価格操作リスク、高すぎると上昇余地が少ないです。
初期配分(Token Allocation)チーム、投資家、コミュニティ、開発などへの配分バランスを確認します。チームやVCに偏っていると価格操作のリスクあります。
ロックアップとベスティング期間大量売却(売り圧)を防ぐ仕組みがあるか調べましょう。
チームや初期の投資家がすぐ売れないようにしているかが重要ですトークンセール組よりも先に売れるようになっていると自分にトークンが配布される頃には安値になってしまうリスクがあります。
ユーティリティ(使用用途)トークンが実際にどんな機能や価値を持っているかを確認する(例:支払い手段、ガバナンス権、ステーキング報酬など)。使用用途がないトークンは上昇しにくい傾向があります。
インフレ/デフレ設計トークンが定期的に発行されるか、バーンされるかなど。価値の維持や上昇に関係します。

トークントケノミクスが不明確なプロジェクトは避けてください。

3. 初期FDV(完全希薄化後時価総額)とMC(時価総額)で適正価格を算出する

MC:$5M~$30M(FDV/MC比3~10倍)
これを基準に安いか高いかを判断すると良いです。基準値より低すぎるとスキャムや流動性不足のリスクが高く、高すぎると上場後の成長余地が少なく、売り圧力で価格が下落しやすいです。

FDV(完全希薄化後時価総額)とは?

Fully Diluted Market Capitalization、将来的に考えられる供給量(最大値または合計値)全体で流通しているとしたときの時価総額です。

完全希薄化時価総額 = 発行済みトークン数 + 将来的に発行されるトークン数 × 現在のトークン価格

MC(市場時価総額)とは?

流通中のトークンの数と、現在の価格によって決まる指標です。

市場時価総額 = 流通量トークン数 × 現在のトークン価格

5. NFTトレード

難易度★★☆☆☆
リスク★★★★★
リターン★★★★☆

稼ぎ方

NFT(Non-Fungible Token)と呼ばれるデジタル資産を売買する取引です。マーケットプレイス(例:OpenSea、Blur)で取引します。フリマのような感覚で出品したり購入したりできます。

勝率を上げるコツ

1. 手数料を確認する

クリエイター手数料や取引手数料が高すぎないかを確認します。Blurでは自分で取引手数料を0%に設定できるため、手数料を抑えられます。なるべくOpenSeaではなくBlurを使った方が良いでしょう。

2. 二次流通で購入する場合はレアリティランクが低いものを選ぶ

レアリティランクが高いNFTは高額で売れると思いがちですが、買い手が少なく、売りたい時に売れないリスクがあります。コモン(低ランク)のNFTは流動性が高く、フロアプライス(最低価格)が安定しやすいです。レアリティランクは、OpenSeaやRarity.toolsで確認できます。

3. コミュニティ活動で貢献し、無料か安く入手する

コミュニティ活動でプロジェクトに貢献すると、ホワイトリスト(WL)をもらえることがあります。WLがあるとNFTをフリーミント(無料)または一般販売価格より安くミントできるため、リスクを減らせます。例えば、Discordで積極的に発言したり、プロジェクトの宣伝を手伝うとWLを獲得しやすくなります。

4. 売り時を見極める

NFTは話題になっている時しか流動性がなく、売りづらい場合があります。特にレアリティが高いNFTは買い手が少なく、安く買い叩かれるリスクがあります。話題になってNFTが高騰している時は売り時です。Xでプロジェクトがトレンド入りして暴騰したら、すぐに売却を検討しましょう。

5. 公式のコントラクトアドレスを利用する

検索でNFTを調べると偽物が出てくることがあります。必ず公式サイトやXアカウントから出ているコントラクトアドレスを入力して調べましょう。偽NFTを購入すると資金を失うリスクがあるため、慎重に確認してください。

6. CeFi & DeFi

難易度★★★☆☆
リスク★★★☆☆
リターン★☆☆☆☆

CeFiとDeFiの違い

項目CeFiDeFi
管理中央集権(CEX)分散型(DEX)
資産の管理プラットフォームユーザー自身
使いやすさ簡単やや難しい
透明性低い高い
主なリスクハッキング、経営破綻バグ、詐欺
KYC必要不要
Binance、Coinbase、Bybit、crypto.com etc...Uniswap、Aave、Curve、Pancake etc...

稼ぎ方

仮想通貨を運用して利回りを得る方法です。ラグプルやハッキングリスクが伴いますので、日々監視し、何かあった問題が生じた時にすぐに資金を撤退できる体制を整える必要があります。

運用方法は主に以下の3つです。

項目説明
レンディング(貸し出し)
リスク★★☆☆☆
仮想通貨を取引所などに貸し出して利息を貰う方法です。
ステーキング (預け入れ)
リスク★★★☆☆
仮想通貨を預けておくだけで利息のような報酬がもらえる仕組みです。
イールドファーミング(流動性提供)
リスク★★★★☆
仮想通貨をDeFiプラットフォームに預けて、取引や貸し出しに使ってもらい報酬を得ます。

流動性提供とは?

2つのトークンをペアで預け、LPトークン(流動性提供の証明)を受け取り、それを預けて報酬を得る仕組みです。報酬には取引手数料の一部やガバナンストークンが含まれます。

勝率を上げるコツ

1. 健全な利回りを理解する

米国債10年利回りが4.269%(2025年4月16日時点)を目安に考えてみましょう。

利回り説明
10%以下仮想通貨は変動リスクを加味して10%以下ぐらいが妥当です。
10%〜20%攻めた運用です。常に監視が必要です。
20%〜100%かなり危険です。プロトコルが監査されておらず、バグによる資金喪失リスクが高いです。利回りでトークンを排出しすぎて持続可能性がなく、破綻するリスクもあります。
100%以上ほぼ確実に危険です。近いうちに破綻またはラグプルする可能性が高いです。

2. 取引所やプロジェクトの信頼性を調査する

マイナーな取引所や無名なプロジェクトは資金を失うリスクが高まります。コミュニティで情報収集し、ホワイトペーパーを読み込み、プロジェクトメンバーの実績やVCの支援を確認します。例えば、CertiKやPeckShieldによる監査済みのプロジェクトを選ぶと安全性が高まります。

CeFiプラットフォームが資金をどのように運用しているか不明瞭な場合、高リスクな投資に使われている可能性があり、破綻するリスクがあり危険です。

3. 価格変動の少ないステーブルコインで運用する

価格変動に巻き込まれず安定した利回りを目指します。例えば、USDTやUSDCを使ったレンディングは、ドル円の変動リスクのみ考慮すれば良いです。 変動のある仮想通貨で運用する場合は、先物でヘッジすると良いですが、追加の資金が必要です。

4. ウォレットのセキュリティを強化する

CeFiであれば、取引所のセキュリティ設定はすべて行い強固にしましょう。

DeFiであればハードウェアウォレットを使用してセキュリティを高めましょう。

5. 分散投資とリスク管理を行う

1つのプラットフォームに大きな資金を入れないようにしましょう。最悪ハッキングされることを想定し、ダメージを最小限に抑えるために分散します。
ロックアップに注意が必要です。ステーキングでは、資産が一定期間引き出せない場合があります。市場が急落してもロック期間中は売却できないため、なるべくロック期間が無いプロトコルを選びましょう。

7. エアドロップ戦略

難易度★★★☆☆
リスク★☆☆☆☆
リターン★★★★★

稼ぎ方

ローンチ前のテスト段階にあるプロジェクトに参加し、その報酬として無料でトークンを貰います。
その後、トークンが上場された時に売却して利益を得ます。

エアドロをもらうためにする事は主に以下の6つです。

項目資金の有無説明
ノード運用必要
(サーバー、VPSを契約)
ノードを稼働させた報酬としてトークンをもらいます。
 githubやコードの知識が必要となりますが、ブログやYouTubeで解説してくれてる心優しい方がいらっしゃいますので、そちらを参考にすれば初心者でも設定できると思います。
お削り系必要
(取引手数料)
DEX系のプロジェクトでよくあるエアドロ基準です。トレードを行いポイントを貯めていきます。大きな金額ほどポイントが高くなります。
普通にトレードで勝てる人はいいのですが、トレードが苦手な人は、BUYしたあと即SELLを繰り返してポイントを貯めていきます。その度に取引手数料分が減っていきます。手数料で資金を削れば削るほどエアドロでもらえる量が増えるので、お削り案件と言われてたりしています。
流動性提供必要
(資金が拘束される)
DEXなどで流動性提供をすると、その報酬としてエアドロップが狙えます。金額が大きほど、もらえる量が多くなります。
テストネット参加不要いろんなDAppsを触りまくってTXをたくさん残します。スワップ、ブリッジ、レバレッジ取引、レンディング、流動性提供、NFTミントなど、なるべく多くの取引をしましょう。活動量に応じてエアドロップがもらえます。
コミュニティ活動不要Discordで活動し、プロジェクトに貢献することでロールを取得し、エアドロップをもらいます。
タスク作業不要GalaxyやLayer3などで指示されたタスクをこなしポイントを貯めます。貯めたポイントに応じてエアドロップをもらいます。

勝率を上げるコツ

1. 上場時に即売り

ほとんどのトークンは上場後に下落します。データでは、上場時に即売りした方がパフォーマンスが良いとされています。上場時の上髭を狙って即売りしましょう。

2. 複垢で効率を高める

複垢が認められている案件では複数アカウントで参加しましょう。ただし、複垢禁止の案件でやってしまうとエアドロ対象外になるので注意が必要です。家族や法人名義のアカウントを使うのも有効です。

3. エアドロ専用のウォレットを準備

メイン資金のウォレットとは分離します。エアドロップを狙う際は多くのプロジェクトにウォレットを接続するため、詐欺やハッキングのリスクが高まります。資金を保管しているウォレットは絶対に使わないようにしましょう。

4. 信頼性の高いコミュニティから情報収集

無鉄砲に全ての案件に参加すると、ゴミドロ案件やエアドロップされない案件に当たる確率が高まります。KudasaiやDEG鯖で情報収集し、エアドロップの期待値が高そうなプロジェクトに絞りましょう。

コミュニティで質問する時はある程度、自分でも調べてから発言しましょう。ものすごく貴重な情報を無償で提供してくれています。回答者の負担にならないよう回答しやすい文章にする努力をしてください。そしてコミュニティメンバーに敬意を持ってマナーを守ってコミュニティに所属しましょう。

5. 監査状況をチェック

CertiKやOpenZeppelinなどの信頼できる監査機関で検証済みか確認します。

監査済みのプロジェクトは、公式サイトで監査レポートを公開しています。

6. 公式ソースを検証

プロジェクトの公式サイト、Xアカウント、Discord、またはCoinMarketCapでエアドロップ情報を確認します。検索エンジンからリンクに飛ぶのは避けましょう。フィッシングサイトにアクセスしてしまう可能性があります。
Scam SnifferやPocket Universeの拡張機能を追加しておくことで怪しいサイトにアクセスした場合は警告してもらえます。

7. 毎日TXを10回以上刻む

数回だけ触ってもエアドロップ対象外になることが多いです。エアドロップが確定するまで毎日、さまざまなDAppsで10TX以上を刻みましょう。

 8. KaitoAIを活用

これは2025年からなんですが、KaitoAIというプロジェクトで取得したポイントに応じてトークンがエアドロップされる案件が増えてきました。

新興プロジェクトの紹介や考察などをSNSで投稿して、多くの人に見られるとKaitoAIのポイントがもらえ、そのポイント数に応じた量のトークンがエアドロップされるというパターンです。
インフルエンサーではない一般人でも、ポイントがもらえた事例がありますので、攻略方法を紹介してくれている人を参考にしてチャレンジしてみてください。

8. ブロックチェーンゲーム(BCG)

難易度★★★★☆
リスク★★★★★
リターン★★★☆☆

稼ぎ方

BCG(ブロックチェーンゲーム)をプレイすることで、ゲームで使う仮想通貨やNFT(非代替性トークン)を獲得し、それらを売却することで利益を出します。Play to Earnと言われたりもします。

BCGでの主な稼ぎ方は以下の4つです。

項目説明
ゲームをプレイして報酬獲得ゲームをプレイしてミッションをクリアしたり、バトルに勝利したりすることで、ゲーム内通貨(トークン)やNFT(キャラ、アイテムなど)を獲得します。
ステーキングNFTやトークンをステーキングして報酬を得ます。
NFTのレンタルNFTが高くて買えない他のプレイヤーにレンタルして手数料を稼げます。
土地や権利の運用メタバース系ゲームでは、仮想空間の土地を購入し、売却したりイベント開催で収益を得たりできます。土地価格の上昇を狙う投資的なアプローチも有効です。

勝率を上げるコツ

1. ゲームの仕組みを理解する

各ゲームのルールや経済システム(トークンの供給量、報酬の仕組み)を把握します。例えば、Axie Infinityでは、強いチーム編成を考える戦略が重要で、どのNFTを購入するかが勝率に影響します。

あとサービスの規制対象の国に含まれていないか確認することも大事です。
過去に規制されている国でBCGをプレイして資金を没収されてしまったケースがありました。事前に自分の住んでいる国が対象かどうかを確認してください。

2. 初期投資を最適化(原資回収を最優先)

無料で始められるゲームもありますが、初期投資(NFT購入など)が必要な場合、予算内で高価値のNFTを選びます。XやDiscordでコミュニティの評価を参考に、将来性の高いNFTやトークンを見極めましょう。

3. 早期参入を狙う

BCGのトークンは換金されるため価格が下がりやすく、プレイヤーが減ると破綻するリスクがあります。遅れて参入した人は初期投資を回収できずマイナスになることが多いです。新規参入者に高く売りつけたい初期メンバーがSNSで煽るので、TLが盛り上がっている時は参戦を避けましょう。 新作ゲームのリリース直後は競争が少なく、報酬が大きい場合が多いです。公式発表やホワイトペーパーをチェックし、信頼できるプロジェクトに早めに参入しましょう。

4. プレイスキルを磨く

単純にゲームで勝てないと報酬がもらえません。ゲームスキルを磨いて勝てるようになりましょう。

5. 市場動向を追う

仮想通貨市場やNFTの価格変動をチェックし、売却のタイミングを見極める。トークン価格が急騰している時に換金するなど、市場の波に乗ることで収益を最大化できる。

ゲームの人気が下がるとNFTが売れず、ゲーム通貨も暴落して初期投資を回収できない場合がある。特にマイナーなゲームはリスクが高い。

6. 運営を見極める

運営が突然プロジェクトを放棄して資金を持ち逃げするリスクがあります。特に無名のプロジェクトや過剰な利益を謳うゲームは要注意です。信頼できる運営かどうかを調査しましょう。例えば、運営チームの経歴や過去の実績を確認すると良いです。

7. BCG用のウォレットを作る

プロジェクト自体がハッキングされるケースもあるため、資金保管用のウォレットをは分けましょう。

9. アービトラージ(鞘取り)

難易度★★★★★
リスク★☆☆☆☆
リターン★☆☆☆☆(ある条件で★★★★★

条件:大きい鞘を発見して自分だけで独占状態にできればリターンは無限大です。

稼ぎ方

仮想通貨では、CEX、DEX、チェーン別など、さまざまな箇所で価格差が生まれます。基本的には凄腕Botterたちが利益を奪いあっているので、初心者が手動で利益を持ち帰るのは難しいです。

項目説明
取引所間アービトラージ(価格差アビトラ)異なる取引所の価格差を利用します。例えば、BTCが取引所Aで1,000万円、取引所Bで1,010万円の場合、Aで買いBで売れば10万円の利益を得ます。
ファンディングレート(FR)アービトラージ先物取引におけるファンディングレート(Funding Rate)を活用します。CEXとDEXで金利に差が発生した場合に両建てし利益を得ます。
三角アービトラージ同一取引所内で3つの通貨ペアの価格差を利用します。例えば、BTC→ETH→USDT→BTCの順で取引し、元のBTC量が増えるルートを見つけます。
地域間アービトラージ地域ごとの規制や需要の違いによる価格差を利用します。例えば、韓国の「キムチプレミアム」で、海外で買い韓国で売ります。
CeFi&DeFiとの組み合わせ先物取引のFRとステーキングやDEX流動性提供の手数料の価格差で利益を得ます。例えば、ATOM先物ショートでFRが貰える時に、ATOMをステーキングしながら先物で両建てするなどがあります。

勝率を上げるコツ

1. リアルタイム監視でBotを活用

価格差やFRを瞬時に見つけるため、専用ツール(例:Arbiscan、Crypto Arbitrage Scanner)やボットを導入します。手動では速度が追いつかない場合が多いです。プロや機関投資家が高速ボットを使い、個人投資家が後れを取るため、ボットの導入が必須です。

2. 手数料とスリッページの計算

取引手数料、送金手数料、スプレッド、スリッページ、資金調達率(FR)を事前に計算し、利益が確保できるケースだけ実行します。
価格差が1%でも手数料で0.5%かかれば実質利益は半減します。

3. アビトラで利用する取引所に事前に資金を準備しておく

価格差が生まれる時はチェーンが混雑していることが多く、資金を移動できない場合があります。予め資金を入れておき即座に取引できるように準備しましょう。

4. ファンディングレートのトレンド分析

FRアビトラでは、レートが極端に高い(例:0.1%以上)タイミングを狙います。市場のセンチメントをXやTradingViewでチェックし、ロング/ショートの偏りを予測します。

5. 高速な実行力

価格差は数秒で消えるため、低レイテンシーのネット環境やAPIを使った自動取引ボットを活用します。PythonやJavaScriptで簡単なボットを自作するのも有効です。価格差を見つけた瞬間と実行時の間に価格が動くと、利益が減るか損失になるため、速度が重要です。

6. 市場の流動性を確認

価格差が大きくても、流動性が低ければ約定できません。流動性の高い取引所や通貨ペアを選びましょう。

10. 上場戦(セカンダリー、先物ショート)

難易度★★★★★
リスク★★★★★
リターン★★★★★

稼ぎ方

仮想通貨が取引所に上場時される時は価格反動が激しいので稼ぐチャンスです。

短時間で2倍になったりするので、極めれば大きく稼ぐことができます。

上場時の稼ぎ方は主に以下の3つです。

項目説明
セカンダリートレード上場時の激しい値動き利用してトレードします。
複数取引所同時上場時のアビトラ大型銘柄になると複数取引所に同時上場されます。その時にCEX、DEX、チェーン別の様々なところで価格差が生まれます。すべての取引所の価格が足並み揃うまでの短期決戦となります。例えばBNBチェーンのトークンだけ異常に安い場合、pancake swapで購入→クロスチェーンブリッジ→CEXに送金して売却する
ゴミトークンの先物ショートMEXCなどでは、新興ミームコインが積極的に上場されます。基本的に使い道のない電子ゴミなのでCEX上場ゴールとなり暴落することがほとんどです。先物ショートでの勝率が高い傾向にあります。

勝率を上げるコツ

1. TGEの売圧を監視する

TGE時トークンのClaim進捗状況と板やチャートを参考にします。ある程度Claimが終わり、売圧が枯れたところから上昇することが多いです。

取引所へのトークン配分が多い場合は、容赦ない断続的なダンプがされやすいので注意が必要です。

2. 上場先をすべて把握する

複数取引所(CEXとDEX)に同時上場する場合、全ての価格をチェックします。売圧が集中しやすい場所は相場より下に剥離する現象が発生するので、そういった異常なほどに価格差が生まれている所を探します。DEX側は特に注視した方がいいですね。

3. 事前にオンチェーンに資金を置いておく

上場時はチェーンが混雑し、送金ができないことが日常茶飯事です。なので事前にオンチェーンに資金をおいておく必要があります。混雑時はガス代(手数料)も高くなるので、普段より多めに資金を入れた方がよいです。

また、CEXは上場されたばかりのトークンがしばらくの間、出金ができないのでCEX→DEXの資金移動ができない点も注意しましょう。

4. トークンブリッジのルートを予習しておく

短時間の勝負なので焦って操作ミスをする可能性が高まります。
送金先のご入力やチェーンの選択ミスでGOXしたり、ブリッジするルートを間違えてCEXまでトークンを持って来れず資金拘束されてしまったり、流動性が少ししかないDEXで大量のトークンをSWAPして枚数を減らしてしまったりなどで損失を出してしまう人をよく見かけます。

事前にどのルートでCEXに資金を持ってこれるか調べておくことで、ミスを起こす可能性を大幅に減らすことができます。

5. 事前にザックリとした適正価格を算出しておく

トークントケノミクスが公開されたら、総供給量、初期流通量、すでに上場されている類似プロジェクトの時価総額と比較をして、ある程度の価格予想が可能となります。それらを指標として上場時の価格が割安か割高か判断することができます。

11. meme(ミーム)コイントレード

リスク★★★★★
リターン★★★★★
難易度★★★★★

稼ぎ方

ミームコインはインターネット上の流行やジョーク(ミーム)をモチーフにした仮想通貨です。ドージコイン(DOGE)や柴犬コイン(SHIB)が代表例です。100倍〜1,000倍以上のコインが普通に発生するという夢がある一方、価値がゼロになるリスクもかなり高いです。

最近は、トークン生成直後に購入し、インフルエンサーがたちが煽り始めて暴騰したら売り抜ける超短期決戦が主流です。

ミームコイントレードは以下の3つに分けられます。

項目説明
スナイピング(早期参入)新規ミームコインのローンチ直後に購入し、初期の価格急騰で利益を得ます。
モメンタムトレードElon Muskなどの著名人の発言による価格急騰に乗ります。例えば、イーロンが「GROK」とツイートしたらGROKというコインを即買いします。
プレセール参加ミームコインのプレセール(ICOやIDO)に参加し、上場時の価格上昇で利益を得ます。

勝率を稼ぐコツ

1. SNSやコミュニティを監視

仮想通貨界隈の有名人、KOL、イーロンマスク、トランプなどの発言を監視します。ミームコインのチャートはテクニカル分析が意味をなさない場合が多いので、SNSの過熱感を判断材料にしましょう。

2. ウォレットの追跡

ミームトレードで勝っている人のウォレットアドレスをウォッチリストに入れて追跡します。新しいミームコインを購入した時に通知がくるように設定し、最速で買える体制を整えます。

3. トークンの精査

項目説明
トークンの保有分布の確認開発者や少数のウォレットがトークンの大半を(例: 50%以上)保有している場合、ラグプルのリスクが高くなります。
流動性プールがロックされているか確認ロックがない場合、開発者が流動性を引き抜く可能性があり危険です。
コントラクトに悪意のあるコードがないか確認買うことはできるが売ることができないハニーポット詐欺などがあるので注意が必要です。

4. 少額で分散投資

1つの銘柄に大きな金額を入れないようにしましょう。仮想通貨では退場せず生き残ることが重要です。ミームコインは当たりを引いた時の利益率が異常なので、複数にばら撒いて一つでも当たれば利益を出せます。

5. 原資回収を最優先

2倍以上になったら即座に原資を回収します。原資を回収すれば負けはないので、爆上げを狙う場合は残りのトークンで挑戦しましょう。

6. 即飛び込む(ただのギャンブル)

トークンの精査が完了したら、迷わず購入します。ミームトレード以外では絶対にやってはいけない行動ですが、リスクを恐れず飛び込む姿勢が必要です。何度、資金を失っても大きな勝ちを引き当てるまでチャレンジし続ける異常な精神力が必要です。

7. FOMOらない

SNSでの過剰な宣伝や「億り人」の話に釣られ、冷静な判断を失わないようにしましょう。日本人のインフルエンサーが取り上げ始めたら天井の可能性が高いので、参入を見送りましょう。 海外のKOLが煽る前に仕込むのが理想ですが、難易度がとても高いです。

8. memeは電子ゴミであると理解する

ミームコインは実用性や技術的基盤が乏しく、ハイプと投機に依存しています。コミュニティの関心が薄れると価格がゼロに近づく可能性があります。多くのミームコインがローンチ後数日で消滅するので、短期勝負を心がけましょう。

イナゴとは?

価格に影響が出そうな情報が出た時に、短時間で何度も売買を繰り返す個人投資家集団が群がり、暴騰、暴落が起きる現象のことを言います。大群で稲に群がるイナゴとイメージが重なることから名付けられました。

遅れて話題になってるのを聞いて暴騰してる状態で参入する人を養分といいます。

まとめ

仮想通貨で利益を得る方法は、トレードからエアドロップ、ミームコイントレードまで多岐にわたります。それぞれの手法には難易度、リスク、リターンが異なるため、自分のスキルや資金、リスク許容度に合った方法を選ぶことが重要です。

初心者の方は、以下のステップから始めることをおすすめします:

  • BTC積立:低リスクで始められ、長期的な成長を狙えます。
  • エアドロップ:資金リスクがほぼなく、無料でトークンを獲得できます。

そして以下のポイントを忘れないでください:

  • 分散してリスクを減らす:1つの銘柄に大きな資金を入れるのは絶対にやめましょう。
  • 信頼できる情報源を活用する:公式サイト、X、CoinMarketCapなどで最新情報を確認します。
  • セキュリティを強化する:ハードウェアウォレットを使用し、ウォレットを分けて管理します。

仮想通貨市場はチャンスに溢れていますが、リスクも大きいです。冷静な判断と準備を怠らず、自分に合った方法で挑戦してください!

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